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結局、何が違う?ウェットスーツの値段の理由

5,6万円のセミドライと8万超えるもの、どちらも採寸して作るけど、具体的にどう違う?

一見見た目は変わりませんが、8万円を超えるハイグレードのセミドライをダウングレードしたのが5万~6万円の価格帯のセミドライです。ダウングレードとは、今話題のチェストジップが選べなかったり、ラインカラーやロゴの選択する自由度がないことです。また上半身だけ裏起毛素材だったり、グレードの低い裏起毛やゴム素材が使われています。

ハイグレードと呼ばれている裏起毛素材の一番の違いは起毛量と着心地感です。ハイグレードな起毛素材は、起毛量が多く柔らかいので着心地感が気持ちいいだけでなく、チタンやシルバーを付着して温かさをキープできる素材などもあります。速乾性で含水率が低いので、日が差す時間が短い冬でも、乾きやすいなどの特性があります。ハイグレードのゴムは超軽量で、高い伸縮性能があるのでパドリングやサーフィン体の動きをサポートしています。

 

ウェットスーツ疲弊度(劣化や硬化、接合はがれ)の進み方は使用頻度により大きく異なります。使用頻度が多い方にはハイグレードなセミドライをおすすめします。さほど使用頻度が多くなけば、ハイグレードのセミドライでなくとも十分対応できると思います。

人一倍寒がりだったり、千葉北、茨城以北などをサーフポイントとしているサーファーの皆様には、間違いなくハイグレードのセミドライをおすすめします。

真冬のサーフィンに対するモチベーションや頻度、サーフィンするポイントなど、冬のサーフィンライフをイメージするとウェットスーツ選びの指標になると思います。